根昆布水に温かいお水を使わない

根昆布水を作る時、お水で作るのと温かいお水で作るのでは、粘りの出方に違いを感じます。

具体的には常温のお水だと粘りを出すのに少し時間はかかるけど堅めでしっかりした粘りがでて、暖かいお水では粘るまで少し早いけど粘りが柔らかい、それに粘りが少ないように感じます。

がごめ昆布の粘りは熱に弱く暖めると粘りがさらさらに変わる性質があるので、粘りが少ないのではなく粘りが熱でなくなったのかもしれません。

できれば、根昆布水を作る時は常温で作ってください。

(追記)先日猫足根昆布を、常温のお水と熱湯で浸けて粘りを比べてみまたところ、熱湯では全くと言っていいほど粘りませんでした。根昆布水を作るときはやはり常温のお水が良いです。

 

根昆布水の賞味期限

根昆布水は毎日飲んでこそ効果があるものですが、毎日作るのはめんどくさい。それに前の晩に作る忘れて朝飲めなかったりもあったり。だから一回で週間分で作って飲むという方法を考えがちですが、これは止めた方がいいです。

なぜなら、根昆布水の賞味期限はとても短いから。

たとえば、夏の日中だとお昼12時頃に作って置いとくと6時頃にはイヤな臭いがしはじめます。もちろん冷蔵庫に入れれば日持ちはしますが、1週間も持ちません。仮に1週間冷蔵庫に入れて置いてにおいがしなくても、飲むとおなかをこわします。牛乳と同じ感覚だと思って頂くとわかりやすいかと思います。

理想的には前夜作って翌朝飲みきるかたちですが、

習慣づけのしやすさで言うと、朝飲んで飲んだらすぐに翌日分の根昆布を漬けて冷蔵庫に入れておく。

こうすることで作り忘れを防ぎやすいし、習慣づけもしやすくなりますよ。

根昆布水を飲むタイミングは

根昆布水を飲むタイミングにダメな時間はありません。基本的にはいつ飲んでも良いのですが、根昆布水健康法は毎日続けることで効果が出るものです。だから、飲む方にとって苦痛にならず、忘れないタイミングが一番理想的だと思っています。

人によっては、朝の寝起きに飲むのが一番かもしれません。
または夜寝る前が忘れない方もいらっしゃいますし、
ごはんを食べるときのお水を根昆布水にしている方もいらっしゃいます。

忘れず毎日続けることが大事なので、あなたにとって一番忘れない時間を選んでください。

と言っても、「そんな忘れないタイミングってないな~」という方には、朝寝起きの時はいかがでしょう。起きる時間って毎日そんなに違わないと思いますし、寝起きは水分の吸収もよく、冷たいお水を飲むことで便意につながりやすいです。

飲んですぐ明日の分の根昆布水を浸けておくと作り忘れも防げます。

根昆布を選ぶ時のポイント

根昆布には羅臼根昆布・利尻根昆布・道南根昆布・日高根昆布・がごめ根昆布・猫足根昆布など意外に多くの『種類』があります。これらの根昆布はそれぞれ特徴があり、その味や色や粘りに違いがあります。

数ある根昆布を大きく二つに分けると『粘りのある根昆布』と『粘りがない根昆布』になります。粘りがない根昆布は、羅臼根昆布・利尻根昆布・道南根昆布・日高根昆布があります。粘りのある根昆布には、がごめ根昆布・猫足根昆布です。

粘らない根昆布水

昆布に詳しい方なら「粘がない根昆布は、だし用の昆布同じだね」ということに気がつくでしょう。だし用昆布は味やうまみを優先するので味を損なう粘りが出ない昆布が好まれます。粘りがなくお水がサラっとしているので飲みやすく、まただし用に使う昆布の根昆布で作るから味やうまみは太鼓判です。

だし用昆布の根昆布で作った根昆布水の味の特徴

  • 羅臼根昆布:甘みとうまみが最も豊富でおいしい。粘る根昆布や薄い味がキライな方なら羅臼根昆布がおすすめです。長時間つけると海藻臭さが出てしまうので注意
  • 利尻根昆布:昆布の繊維が堅いので昆布からエキスが出てくる前に最も時間がかかる昆布。しかしじっくり浸けだした根昆布水は上品で甘みが濃厚でスッキリおいしい。
  • 道南根昆布:こちらも上品でほのかな甘みが特徴。特に関西方面ではこの味に慣れしたしんだ方が多いと思います。
  • 日高根昆布:お値段的にももっとも手頃で昆布水だけでなく料理のだしにもよく使われています。その味はやや海藻臭さがありますが、味にクセはなく飲みやすいです。昆布の繊維が柔らかいので浸け終わった昆布も食べやすいです。

飲みやすくて美味しい根昆布水なら習慣づけもしやすいし、何より自分から飲みたくなる根昆布水です。

粘る根昆布水

粘る根昆布のがごめ根昆布と猫足根昆布ですが、これらはだしとしては使われていませんが食品として使われていて、松前漬けの粘りにはがごめ昆布が使われていますし、とろろ昆布の原料などに猫足昆布は使われています。なのでだし用でなくても根昆布水はなかなかおいしいです。ただし、粘りによって飲みにくさがあります。だし用として使われなかったのはこの粘りが多すぎるためでした。

しかし、昆布の粘りに対する研究が進み粘りの中に食物繊維であるアルギン酸やフコイダンといった栄養分が多く含まれていて、これらの粘りを摂ることで体を健康な状態へ導いてくれることがわかって一大ブームにもなりました。

  • がごめ根昆布の粘りは透明で堅さはそれほど堅くありません。香りはほのかに磯の香りがして味はそれほど感じません。
  • 猫足根昆布の粘りは褐色が強く麦茶のような色が出ます。香りも少し独特なものがありクセが強いですが、粘りはがごめ根昆布より強く堅く、値段も安いので特徴的なクセが体に合えばお得な根昆布でしょう。

まとめ

根昆布から粘りが出た根昆布水は、お水に生卵の白身を浮かべて飲むような感じで正直誰にでもすすめられる物ではないと思います。根昆布初心者の方は最初に飲みやすいだし用昆布の根昆布をお試しいただいて、その飲み口や毎日飲む事になれてきたらがごめ根昆布や猫足根昆布に変えていくといいんじゃないかと思いますが

「私は生たまご丸ごと飲めますよ!」という方は最初からがごめ根昆布でもいいと思います(笑)

がごめ根昆布は切り口が白いものをとれた年度に使います

昆布は長期保存ができるのが特徴ですが、それは出汁用として使う場合の話で、昆布水として根昆布を使う場合でその根昆布ががごめ根昆布の場合は、採れた年度のうちに使い切るのが昆布水でより粘りを出せる使い方です。

粘りがすくないサラサラの根昆布水であれば採れた年度はあまり考える必要がないんですが、昆布からでる粘りが大事ながごめ根昆布の場合採れた年度を過ぎると大事な粘りが少なく鳴ってしまうんです。

おそらくほとんどの人は「え!そうなの!!」と驚いていると思います。ワタシもはじめてその事実を知ったときは「え!そうなの!!」って思いましたから(笑)一説では、梅雨の湿気が粘りを出なくさせると言われてます。(素麺なんかも梅雨を越すか越さないかで古物と言われるようになったりします)

がごめ根昆布を買うときは採れた年度も記載されてるモノを買うと安心ですね。ちなみに、2013年産と書かれている場合2013年11月頃から2014年10月頃までが2013年度になります。だから2014年の3月頃では2014年産の昆布は手に入りません。2014年の11月か12月頃になってやっと2014年産の昆布が手に入るようになります。

 

また昆布の切り口の色が黒いがごめ昆布は梅雨の時期以降粘りが出にくくなります。切り口が白いがごめ昆布でも若干出にくくなりますが、黒い昆布に比べると良く出ています。切り口が黒いがごめ根昆布で粘りが出なくなっている時は、昆布をお水に浸けても昆布が膨らまずに硬いままになります。

切り口が黒いがごめ根昆布は「黒口浜」と言われるところで採れたがごめ昆布です。もし、お手元のがごめ根昆布の切り口が黒い時は梅雨までに使い切るのがいいと思います。またもし確認ができるなら、がごめ根昆布の切り口が黒くないものを買いましょう。

楽しい根昆布ライフをお過ごしくださいね!